日立もソニーも…見限られる「CEATEC」「モーターショー」の惨状、日本の産業プレゼン求心力の“深刻” (3/4ページ)

2014.11.3 08:00

出展社数が過去最低になった今年のシーテック=7日、千葉市美浜区の幕張メッセ(三尾郁恵撮影)

出展社数が過去最低になった今年のシーテック=7日、千葉市美浜区の幕張メッセ(三尾郁恵撮影)【拡大】

 ある電機メーカー関係者は「以前はエレショーのタイミングに合わせて新技術の目玉を用意した」と話すが、ここ数年は、「各国の政府要人などとコンタクトが取りやすい海外の展示会に日本から出向き、直接ビジネスに結びつける傾向が強まっている」(日本イベント産業振興協会担当者)のが現状だ。9月に独で開催する「国際コンシューマ・エレクトロニクス展(IFA)」や、1月に米で開催する「コンシューマー・エレクトロニクス・ショー(CES)」に照準を合わせる企業が多くなっている。

モーターショーも勢いなく

 昨年に出展を取りやめた日立製作所は、「(シーテックが)最新家電の展示会というコンセプトなのに対し、自社で力を入れる分野が家電というよりも社会インフラなどに広がっており、数年前から出展見合わせは検討していた」(広報部)と明かす。各社とも主力事業が変化していることも大きく影響している。

 シーテック同様、大規模企業展示会の代名詞である東京モーターショーも、3年に200万人以上も来場者を集めた勢いは今はなく、前回25年は約90万人にとどまった。特に23年に続き、25年もゼネラル・モーターズ(GM)、フォード・モーターなど米ビッグ3の不参加の影響も大きく、ショーのあり方の見直しが求められている。

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。