LINEに逆風 上場延期、米中ライバルと“格差”…新事業で巻き返せるか (3/6ページ)

2014.11.8 07:15

 LINEのビジネスモデルは、無料アプリの登録ユーザーを有料アプリや課金コンテンツへと誘導し、収益につなげるのが基本構造だ。そのためにはユーザー数でトップシェアを保つことが成長の前提条件となる。

 その点、LINEは日本国内で圧倒的シェアを誇り、足元ではアジアや南米を中心に利用者を伸ばしている。しかし、北米や欧州への浸透度はまだ低い。もう一段の成長に向け、積極的なプロモーション展開で知名度を高めることが必須だ。

 訴訟リスク

 だからこそ、プロモーションに必要な資金を調達しつつ、同時にLINEの知名度アップも図れる日米両国での株式上場を目指していたはずだった。10月30日に発表された7~9月のLINE事業の売上高は前年同期比約2倍増の209億円と好調を維持しており、市場関係者らの上場への期待は高まっている。

(上場延期について)「2つの理由が挙げられる」

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