コカ・コーラのケントCEO。逆風が強まる中、経営改革の加速が求められている(AP)【拡大】
コカ・コーラのライバルの米ペプシコも、やはり炭酸飲料の伸び悩みに苦しんでいる事情は同じで、今秋から、コカ・コーラと同様にステビアを使ったコーラを発売すると発表。業界では「緑のコーラ対決」と注目が集まっている。
リストラも急務
ただ、コカ・コーラの足元の業績は芳しくない。先日発表した14年7~9月期決算は、最終利益が前年同期比13・6%減の21億1400万ドルと大きく落ち込み、減収減益を余儀なくされた。出荷量が本国の北米で1%減となるなど低迷が続いているほか、景気が低迷している欧州も5%減とふるわなかった。ドル高基調で推移した外国為替相場や、瓶詰事業の再編成に関わる費用も減益要因となったとしている。
そんな中、コーラの新商品だけでなく、発泡性飲料が横ばいとなる中、市場が伸びているお茶などの非発泡性飲料に注力していくことで、巻き返しを図る。
一方、経営の合理化も喫緊の課題で、商品の供給体制の改革や意思決定の迅速化を進めるとしている。19年までに年間10億ドルのコスト削減を行うとしていた中期目標についても、削減額を3倍の30億ドルまで一気に引き上げた。