シャープペンシルの“ハイテク化”競争が激化している。ゼブラは12日、力を入れても芯が折れない「デルガード」を発売した。ぺんてるも0.2ミリの極細芯ながら芯が折れにくい「オレンズ」を今年2月に投入している。いずれもハイテク化で先行し、急速に売り上げを伸ばす三菱鉛筆の「クルトガ」の対抗商品。差別化しにくかったシャープペンに技術力で新たな付加価値をつける各社の取り組みは今後も続きそうだ。
中高生の不満解消
「初回出荷分は全て店舗に納入した。増産も検討する」
ゼブラの伊藤浩一理事は、デルガードが発売前から市場の高い関心を受けていることを強調した。
ボールペンや油性ペン「マッキー」などが強みのゼブラは、シャープペンではこれまで存在感がなかった。それだけにヒットすれば「既存の商品の市場を食わず、新たな事業領域として売り上げを積み増すことができる」(研究開発部の岡部知生部長)と力を込める。