シャープペン“ハイテク化”競争激化 打倒「クルトガ」へ各社しのぎ (3/4ページ)

2014.11.13 05:50

 クルトガ認知度100%

 そのクルトガはハイテクシャープペンの代表格。三菱鉛筆の調査では「中高生のクルトガブランド認知度は100%、所有率は7割」(商品開発部の佐野陽二郎課長)と、高いブランド力を持つ。08年発売のクルトガは、シャープペンの芯が斜めに摩耗することで、文字がだんだん太くなり、芯も折れやすくなる欠点を解決したことでヒットした。

 「クルトガエンジン」と名付けた機構は一画書くごとに、芯が少しずつ回転。常に先端を尖った状態に保ち、文字の太さを一定にできるのが特徴。すでに累計販売は約5000万本に達し、昨年は年間1000万本を販売した。同社の13年12月期連結売上高は559億円で、その約1割をクルトガだけで稼ぐ計算だ。小学生の利用を意識して0.7ミリという太い芯のモデルも出すなど、今後はユーザー層の拡大に乗り出す。

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