SBJの創業者で従業員に慕われてきた角田勇二氏が取締役を外れることについても、社内の一部に動揺が広がっている。
シュルツ氏は「日本の独立性に変化はない」と強調。関根氏も「米本社は日本独自のビジネスモデルを評価してくれている」とするが、上場廃止については「私も残念」と一部メディアに漏らした。本社だけでなく、大阪のオフィスや店舗を回って説明し、従業員の不安の沈静化に努めたという。
日本マクドナルドは、グリップを強める米本社との確執が伝えられた原田氏が社外に去り、後を継いだカサノバ氏も、中国の食品会社の使用期限切れ鶏肉問題での謝罪や対応が遅れたと批判を浴びた。「リーダーシップに欠け、日本人幹部や取引先とも必ずしもしっくりいっていないようだ」(外食業界関係者)という指摘もあるなかで、業績不振を抜け出せないでいる。
日本経済も足元では景気の不透明感が強まっており、米企業は日本での事業展開や日本法人との距離感に気を遣いそうだ。