森永乳業は21日、家庭用アイスクリームの一部商品について、8・3~30%の値上げを来年3月1日から行うと発表した。主原料である乳原料やチョコレートの価格高騰、エネルギーコストの上昇などを受けた措置。
「PARM(パルム)チョコレート」「ピノ」など3品を希望小売価格(税別)120円から130円へ8・3%、「PARM(パルム)チョコレート(6本入り)」など2品を380円から420円へ10・5%、「板チョコモナカ」1品を、100円から130円へ30%上げる。
また、「チェリオ バニラ」1品は、内容量を90ミリリットルから85ミリリットルへ5・6%減らした上で、価格を120円から130円へ8・3%引き上げる。
このほか、「ピノ チョコアソート」1品は、価格を500円に据え置いたまま、内容量を「10ミリリットル×26粒」から「10ミリリットル×24粒」へと7・7%減らす。
アイスの値上げはこれまでに、ロッテアイスや江崎グリコ、森永製菓、明治が発表している。