【和歌山発 元気印】エムアファブリー 熊野の木の「香り」通じ地域活性化 (3/5ページ)

2014.11.27 05:00

作業場でアロマオイルを抽出する竹原代表=和歌山県古座川町

作業場でアロマオイルを抽出する竹原代表=和歌山県古座川町【拡大】

  • 竹原真奈美代表
  • 「熊野の香り」第1弾として製造されたスギのアロマオイルのセット

 アロマオイルの製造販売を通じて地域の活性化への思いは強まった。「製造販売するまでに、森林組合や地元の行政、商工会などさまざまな方に協力をしてもらった。こうした方々全員で作ったと思っています」と語る。また、特産のかんきつ類ポンカンを育てる際に摘果されたものを使ってアロマオイルを作るなど地域との関わりのある企画もしている。

 「抽出された香りの特徴は、同じ種類のスギやヒノキでも、育った地域によって異なる」という。将来は「地域や仕込む年によって味を楽しめるワインのように、地域ごとの香りを楽しむようになれば」と語る。和歌山県の小さな町から始まった挑戦は続く。(小泉一敏)

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【会社概要】エムアファブリー

 ▽所在=和歌山県新宮市佐野3-11-19

 ▽創業=2006年7月

 ▽従業員=5人(パートを含む)

 ▽売上高=900万円

 ▽事業内容=リラクセーション・ケア、アロマの製造・販売

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