【和歌山発　元気印】エムアファブリー　熊野の木の「香り」通じ地域活性化 (5/5ページ)

　－－経営で一番に考えていることは

　「もちろん、売り上げが伸びることは大事ですが、この香りがきっかけで実際に熊野に訪れてもらい大好きな地元が元気になってほしい。私たちはそのきっかけの一つになればと思っている」

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【プロフィル】竹原真奈美

　たけはら・まなみ　和歌山県立陵雲高（現県立きのくに青雲高）卒。実家の美容院を手伝ったあと、リラクセーション・ケアのスタッフを経て、２００６年エムアファブリーを起業して代表。３５歳。和歌山県出身。

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　≪イチ押し！≫

　■爽やかで懐かしいアロマオイル

　「熊野の香り」シリーズの第１弾として製造したスギのアロマオイルのセット。熊野地域にあるスギの一種「芝原」から香りを抽出している。

　スギなのにかんきつ系のような爽やかな香りが特徴。使用者からは「懐かしい香り」「熊野の森の中にいるようで、落ち着く」などの感想が寄せられているという。ティッシュなどにオイルを数滴垂らすだけで香りが広がる。

　セットでは、地元の木材職人が間伐材を材料に手作りした木箱に、アロマオイル５ミリリットルと天然の拡散器として、高級なつまようじなどに使用されるクロモジの枝が入っている。

　価格は２６００円（税込み）。店頭のほかインターネットでも販売している。

　問い合わせはエムアファブリー（（電）０７３５・３１・８９０５）へ。