国土交通省によると、大規模集客施設の建築確認件数は18年に81件だったのが翌年には135件と急増。19年11月に三法が施行されると、20年には52件まで減っている。サムティの担当者は「この時期、ピエリ守山と同規模以上の施設がつぶれるケースが全国で後を絶たなかった」と明かす。
立命館大経済学部の鄭小平教授(地域経済学)は「大型商業施設の営業を成り立たせるには、周辺地域人口として5万~10万人が必要」と指摘。その上で、「ピエリ守山がある滋賀県南部はこれから人口増加が見込める地域で、立地条件はいい。他の商業施設にはない魅力を備えたオンリーワンの施設を目指せば、成功する可能性は十分にある」と話している。
「明るい廃墟」と呼ばれたピエリ守山は、汚名返上できるのか。