燃料電池車など活用拡大 日本勢がリードする「炭素繊維」、中韓参入で競争激化 (3/4ページ)

2014.12.8 06:54

 一方、帝人は、耐熱性を向上し320度の環境でも使用できる炭素繊維複合材料を開発した。従来品は300度以上になるとゴム状の柔らかな状態に変化してしまうが、分子量などの調整で性質が変わる樹脂を改良。加熱時と冷却時の伸び縮みによる亀裂などを防ぎ、航空機や自動車などのエンジン周辺部品への活用を見込む。

 炭素繊維は、炭素原子が多く含まれるアクリル繊維などを空気中で200~300度、無酸素状態で1000~2000度など数回蒸し焼きにし、余分な成分を取り除いて作る。

 東レ、帝人、三菱レイヨンの日本企業3社は、焼く温度や時間、無酸素状態の作り方などで、高機能な炭素繊維の生産技術を確立し、世界シェアで海外企業に大きく差を付けている。

中国や韓国、トルコなども参入を果たし競争が激化

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。