不動産経済研究所が15日発表した11月の首都圏(東京、神奈川、埼玉、千葉の1都3県)のマンション発売戸数は前年同月比33.3%減の3337戸で、10カ月連続で前年実績を割り込んだ。一方、売れ行きを示す月間契約率は78.4%と好不調の目安とされる70%を2カ月ぶりに回復した。
発売戸数は、11月としてはリーマン・ショック時の2008年(3293戸)以来6年ぶりの低水準。従来は4000戸を見込んでいた。低迷の理由について同研究所は「価格の上昇傾向で消費者が購入に慎重になっており、開発業者が大型物件の発売時期を後にずらしている」としている。
地域別に見た発売戸数の前年同月比増減率は、東京23区が36.6%減、23区以外の東京都内が18.9%減、神奈川県が49.2%減、埼玉県が24.7%減と軒並み減った一方で、千葉県は54.4%増だった。
12月の発売戸数については7000戸と、引き続き前年同月(8246戸)を下回ると予想。このため14年通年では4万2000~3000戸(13年実績は5万6478戸)になるとの見方を示している。