サッポロビールは18日、糖質がゼロで痛風のもとになるとされるプリン体もゼロのいわゆる「ゼロゼロ」と呼ばれる機能系ビール類「極ZERO」の販売が年間目標の550万ケース(1ケースは大瓶20本換算)を達成したと発表した。5月末までは第3のビールとして販売していたが、一旦これを中止し、7月に発泡酒として再発売。発泡酒としても260万ケースを販売しており、この分野での牽引役となっている。
サッポロは昨年6月に「極ZERO」を第3のビールとして初めて投入した。しかし、今年に入って製法などをめぐり、第3のビールでない可能性を国税当局から指摘されたことを受け、製造・販売を中止。それまでの累計販売に対し、正規の酒税分と、第3のビールの税率による差額116億円を、国税庁に追加納付する異例の事態となった。
その後、7月に発泡酒で再発売したが、9月にはビール大手3社がゼロゼロ発泡酒を相次いで発売。競争が激化している。
ゼロゼロ発泡酒の販売では、サッポロが発売以降260万ケースで先行し、キリンビールが240万ケースで続いている状況。アサヒビールも110万ケースで続くが、店頭では、サッポロとキリンの2強状態となっている。