しかし、ふたを開けてみればポケモンも好調なスタートを切り、根強い人気を見せつけた。さらに、妖怪ウォッチがほぼ国内のみの展開であるのに対し、ポケモンは海外での人気も絶大で、海外の3DS販売牽引も期待できる強みがある。
まさに年末商戦の「東西の横綱」といえる両ソフト。ゲーム雑誌「ファミ通」を刊行するKADOKAWA・DWANGOの浜村弘一取締役は「いずれも人気は高く、懸念された市場の食い合いもほとんどない。両ソフトが牽引することで年末商戦のゲーム市場の拡大が見込める」と期待する。
任天堂自信もWiiUは…
さらに注目すべきは、両ソフトともニンテンドー3DS向けということだ。任天堂の岩田聡社長は10月30日のアナリスト向け経営方針説明会で「今年の年末商戦は200万本超を狙えるソフトが数本ある。これだけ短期間に集中するのは史上初ではないか」と胸を張った。