伊藤園は25日、コーヒー豆事業を総合的に展開する米ディスタント・ランズ・トレーディング(DLTC、デラウェア州)を買収すると発表した。取得価格は約100億円で、来年2月までに完了する。
この買収により、伊藤園はコーヒー事業を強化するとともに、DLTC社の販路を活用して緑茶飲料などの海外展開も増強する。
買収は「逆三角合併」の方式を使い、伊藤園の米子会社(NA社)が設立する新会社とDLTCを合併させ、DLTCが存続会社となって、NA社の子会社となる。DLTCの既存株主に対しては、現金で対価を支払う。
DLTC社は、南米に自社農園や脱穀工場を持ち、コーヒー豆の栽培や調達を行っているほか、卸売りや販売まで事業化している。