日立製作所は9日、台湾の交通部台湾鉄路管理局から、カーブなどでも安定して高速運行が可能な「TEMU1000形」振子式特急車両16両を追加受注したと発表した。受注額は三十数億円程度とみられる。2015年度中に納入され、16年6月以降の運行開始が予定されている。
同型の車両は、2006年から07年にかけて計48両納入されており、カーブの多い路線でも揺れが少なく、安定運行できるといった信頼性などが評価され、追加受注につながった。
同車両は、コンピューター制御による自動振子装置を搭載し、曲線区間に差し掛かると、自動的に曲線度合に合わせて車体を最大5度傾斜させることで快適な乗り心地を維持しながら、同装置をつけていない車両に比べ、曲線通過速度を時速25キロ向上できるという。