--クラウド以外で期待している事業は
「膨大な情報を活用するビッグデータやセキュリティー関連のビジネスはこれから伸びるとみており、こらの人材育成やサービスを充実化させる。今年はマイナンバーも始まり、地方が重要になるとみている。地方のシステム需要に期待している」
--現状の経営リスクは
「当社は製品の輸入が多く、円安が業績にマイナスに働いている。急激な円安は企業にとって困る。期初にドル買いなど行い、事前に対応していく」
--中長期の経営目標は
「来春に3カ年の中期経営計画を公表するが、営業利益率8%と株主資本利益率(ROE)10%は目指したい。売上高は毎年上がるが、利益率が上がらないのが当社の大きな課題だ。規模を拡大するため、M&A(企業の合併・買収)も検討している。ただ、利益率を重視する形で相手先を決めたい」
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【プロフィル】菊地哲
きくち・さとし 東大法卒、1976年伊藤忠商事入社。業務部長、執行役員、経営企画担当役員などを経て、2010年代表取締役常務執行役員。12年6月から現職。秋田県出身。