少子化で児童・生徒数が減少する一方、自立や社会参加に向けた特別支援教育の充実が図られ、特別支援学級に通う子供はこの10年間で倍増した。山中校長は今月29日から京都で開かれる同協会の全国大会の会場に、ぜんち共済のパンフレットを置き、商品の認知度向上を手助けするという。
「われわれは『オリジナル保険を創る』をコンセプトに社会性のある商品を開発してきた」
アイアル少額短期保険(東京都中央区)は、安藤克行社長がこう言い切るように独自商品を数多くそろえる。多くは顧客の声に応じたものだ。
賃貸住宅オーナー向けの保険「無縁社会のお守り」もその一つ。高齢者の孤独死に直面した不動産関係者から「こんな保険はないかな」という相談をきっかけに、賃貸住宅のオーナーや管理会社に事情を聴くと、入居者の孤独死で生じる家賃の回収や遺品整理、消臭・清掃などの費用で困っていることが判明。孤独死という社会問題に応えるため、家賃と原状回復費用を補償する保険を開発した。安藤社長は「ニーズがあれば保険は成り立つ。大手保険会社ではなく少額短期保険が新たなリスクの担い手になれる」と強調する。