サッポロビールの「サッポロ極ZERO(ゴクゼロ)」。左が第三のビール、右が発泡酒【拡大】
サッポロビールが、ビール類「極ZERO」(ゴクゼロ)をめぐり、昨年夏に第3のビールではない可能性があるとして、追加納税した酒税115億円について、国税当局に返還を求めていることが30日、明らかになった。社内の検証で第3のビールであることが確認できたという。
この問題は、第3のビールとして製造・販売していた「極ZERO」に対して、国税当局から製法の照会があった中、サッポロとしては、第3のビールでないとする判断があった場合に、追加する納税分が膨らむとして、昨年5月に第3のビールとしての極ZERO販売の中止を決定。さらに7月に新たに「発泡酒」として販売を再開した。
同時に、それまでの累計販売分について、追加の酒税として115億円、延滞税1億円の計116億円を昨年8月までに納めていた。今回、この追加分115億円の返還を求める。
今後、国税当局の判断が注目されるが、返還が認められた場合でも、サッポロでは、極ZEROは発泡酒として販売を継続する方針だとしている。