「格安スマホの普及を後押ししたい」と語るソースネクストの松田社長【拡大】
ソースネクストが「格安スマートフォン」向けに昨年10月から始めた新サービス「アプリ超ホーダイ」が好評だ。多彩なゲームやセキュリティー対策など、趣味や暮らしに役立つ厳選したアプリ(応用ソフト)の数々が、月額360円で使い放題になるサービス。携帯大手に比べると乏しい格安スマホ事業者のコンテンツの拡充を、ソフト開発・販売事業者の立場から支援することで、従来型携帯からの買い替えを促そうという狙いだ。
同サービスでは、アンドロイド端末向けに約100種類のアプリを用意している。スマホ利用者の多くは、こうしたアプリを米グーグルの配信サービス「グーグルプレイ」などで入手しているが、その一方でシニアからは「ラインアップされているアプリの種類が膨大で、どれを選べばいいのか分からない」という声も多かった。
そうしたニーズに対し、携帯大手は「アップ パス」(ソフトバンク)や「auスマートパス」(KDDI)といった自社ユーザー向けの使い放題サービスを用意している。