ブレイク・フィールド社井田正幸社長【拡大】
新興市場として注目されるベトナムには、多くの日系企業が進出している。大手食品メーカー、コンビニエンスストアチェーンのほか、2014年にはイオンモールがホーチミン市に第1号店を出店。今年は高島屋もホーチミン市中心部に開店する。それに伴い、販売促進効果を高めるためのマーケティング戦略へのニーズが高まっている。インターネット広告代理店のブレイク・フィールド社は、進出した日系企業向けサービスを展開する全額出資の子会社を設立した。井田正幸社長は「日本と同じビジネスモデルで、ベトナムでトップを狙う」と意気込んでいる。
--なぜベトナムに
「インターネット広告代理店として、金融とヘルスケア分野に特化して国内トップクラスに成長している。今後、この分野で国内首位を目指すとともに、アジア市場にも事業を広げたいと思った。成長市場である東南アジア諸国連合(ASEAN)を調べて検討したところ、ベトナムは市場が大きいとともに成長が著しく、インターネット広告市場がまだ未成熟なので、トップを狙えると判断した」
--これまでの取り組みは