静止軌道上で展開した際の全長は約8メートル。航空管制衛星と相乗りで製造された7号の3分の1以下とかなり小型だ。重さも7号の約1700キログラムに対し、400キログラムも“ダイエット”している。
それでいて、観測性能は大幅に高まった。解像度は2倍となり、7号で1キロメートル四方だった可視画像の領域は0.5キロメートル四方に向上。30分おきだった観測頻度も10分おきに短縮され、日本周辺などの狭い範囲なら2分半ごとに撮影できるという。カラーを含め、撮影できる画像の種類も5から16へ大幅に増えた。
これにより、「黄砂や火山灰の分布を正確に把握できるようになり、集中豪雨をもたらす雲が発達する様子も詳細に追いかけられる」(気象庁)と期待されている。