ファミマとユニー統合 収益力と商品力の強化急務 (3/3ページ)

2015.3.11 06:12

会見後、握手を交わすユニーグループ・ホールディングスの佐古則男社長(左)とファミリーマートの中山勇社長=10日、東京都中央区

会見後、握手を交わすユニーグループ・ホールディングスの佐古則男社長(左)とファミリーマートの中山勇社長=10日、東京都中央区【拡大】

 流通再編の起爆剤

 一方、もう一本の柱のスーパー事業も苦戦続きだ。

 ユニーは総合スーパー「アピタ」などを中京、東海や北陸地方中心に展開し、スーパー事業が売上高の約7割を占める。

 しかし、衣料品や家電の専門店に押され、既存店売上高は、消費税増税後、11カ月連続でマイナス。そもそも品ぞろえの変化に乏しい総合スーパーは「時代遅れ」と指摘される。

 統合を主導するとみられるファミマはスーパー運営の実績がない。ユニーの佐古社長も「(ファミマには)コンビニの発想の豊かさなどを提案してもらいたい」と述べるにとどめた。

 両社は「東京、関東圏を中心とした事業の拡大」「新しい店舗フォーマットの活用」などをうたうが、どこまで実効性を持たせられるかは、今後の話し合いにかかる。

 両社は来年9月の新体制移行を目指す。経営が厳しいスーパーを巻き込んだ今回の統合が成功すれば一つのモデルケースとなり、「流通業界の新たな再編の起爆剤になる」(市場関係者)との見方も少なくない。

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