パナソニックが畑違いの“農業革命” 「初心者でもおいしい野菜つくれます」 (3/5ページ)

2015.3.22 07:08

パナソニックが販売する温度や日照量を自動で調節できる“ハイテク”ビニールハウス=埼玉県川越市

パナソニックが販売する温度や日照量を自動で調節できる“ハイテク”ビニールハウス=埼玉県川越市【拡大】

  • ビニールハウス内の温度や日照量を調節する制御装置=埼玉県川越市
  • パナソニックのビニールハウスについて感想を話すこだわり環境の森下登志夫社長=埼玉県川越市

 どこでも新鮮野菜

 一方、植物工場は福島市のデジタルカメラ工場内に設置した。パナソニックがデジカメの国内生産を縮小したことに合わせ、空いた建屋を改装した。

 植物工場の広さは約1600平方メートル。LED照明を用いた完全密閉式で、温室部分の面積は840平方メートルになる。空調も備え、栽培に最適な日照量と温度を自動的に調節する。

 生産品目はレタスを中心にミズナ、ホウレンソウなどで、人工透析をしている患者でも生で食べられる低カリウムレタスなどの高機能野菜も生産する。生産能力はレタス換算で最大1日1380株。

 今後は空調・照明の制御技術の改良を進め生産量の増大や品質の均一化に取り組む。植物工場は経済産業省の先端農業産業化システム実証事業の補助対象に採択され、約1億6千万円の助成も受けている。

 また、パナソニックはシンガポールでも植物工場で野菜の生産を開始。シンガーポール国内の日本食レストランに新鮮な野菜を供給している。シンガポールは農地面積が狭いため、植物工場が食糧自給率引き上げにつながるのではと期待されている。

世界中どこででも新鮮な野菜を食べることができるようになる

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