そこで同社は、CO2を効率よく圧縮するため、冷凍機内部に2つの圧縮部を内蔵し圧縮を2回に分けて行うという世界初の「CO2ロータリー2段圧縮コンプレッサー」を開発。この技術により冷凍機の高効率化を図るだけでなく、振動や騒音も少なく、高信頼性も実現した。
また冷凍機出口の冷媒を一部分岐し、その冷媒を利用して分岐元の冷凍機出口の冷媒自体を冷却するという独自の「スプリットサイクル」技術を採用。これにより冷凍機出口の冷媒を、外気温度より下げることができ、冷凍能力の向上を図っている。
このほか、CO2冷媒を最適に制御できる冷凍ショーケースの開発や、店舗内の冷凍機器を統合管理・制御するマスターコントローラーも併せて整備した。
こうした各種技術の開発により、高い省エネ効果を実現した。実店舗で省エネ効果を測定すると、消費電力量はR404Aを採用した冷凍機に比べ冷凍機器で25.4%、冷蔵機器で16.2%削減した。