中国・上海の市街地。中国市場撤退を模索する日本企業も目立つ(井田通人撮影)【拡大】
一方、フォーエバー(同千代田区)は1年前から、中国進出をためらう日本の中小企業に代わって商品を販売。販売パートナー確保や商談、貿易手続きを肩代わりし、商品も買い取るため、顧客は同社に商品を卸すだけで済む。
商品は、中国・広州市で開催される中国最大級の国際展示会にも出品。田中英一社長は「バイヤーのネットワークがある当社ならリスクを肩代わりできる」と強調する。
中国商務省によると、2014年の日本の対中直接投資額は前年比38.8%減の43億3000万ドル(約5240億円)と大きく減少した。日中関係悪化や人件費高騰の影響は大きく、ケイエスの赤井社長は「撤退は自然な流れ。しばらく続くだろう」との見方を示した。(井田通人)