病気リスク検査じわり浸透 遺伝子やアミノ酸で手軽に分析、今後の課題は? (2/5ページ)

2015.4.7 06:32

アミノインデックスによるがんリスク分析前に検体を処理する研究員(味の素提供)

アミノインデックスによるがんリスク分析前に検体を処理する研究員(味の素提供)【拡大】

  • ジェネシスヘルスケアの遺伝子検査キット。口の粘膜を採取して送るとさまざまな病気などのリスクがわかる

 調味料をはじめアミノ酸の研究を長く続ける同社が、血中にある21種類のアミノ酸濃度のバランスについて、健康な人とがん患者とでは異なるパターンになることを発見。1回の血液採取だけで、複数のがんのリスクをA~Cの3段階で判定する。健康な人が各種のがんにかかる割合が1000人に1人とすると、Aは0.3~0.7倍、Bは1.3~2.1倍、Cは4.0~11.6倍のリスクとなる。

 腫瘍マーカーなど従来のがん検査に比べ、「初期段階からのリスクが分かる」(小倉氏)のが特徴。Cランクの人には精密検査を勧めており、腫瘍マーカーには反応しなくてもがんが発見される人が100人のうち数人いるといい、早期発見できる可能性が高まる。乳がんや女性特有の子宮がん・卵巣がんも検査対象だ。検査費用は2万円前後。

 既に全国で1000程度の医療機関が採用しており、人間ドックのメニューになっていることも多い。消費者の関心も高まっており、14年に3万人以上が受診。累計では約10万人に達するという。

「健康診断を受診する年間約700万人の1割程度に普及させたい」

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。