調味料をはじめアミノ酸の研究を長く続ける同社が、血中にある21種類のアミノ酸濃度のバランスについて、健康な人とがん患者とでは異なるパターンになることを発見。1回の血液採取だけで、複数のがんのリスクをA~Cの3段階で判定する。健康な人が各種のがんにかかる割合が1000人に1人とすると、Aは0.3~0.7倍、Bは1.3~2.1倍、Cは4.0~11.6倍のリスクとなる。
腫瘍マーカーなど従来のがん検査に比べ、「初期段階からのリスクが分かる」(小倉氏)のが特徴。Cランクの人には精密検査を勧めており、腫瘍マーカーには反応しなくてもがんが発見される人が100人のうち数人いるといい、早期発見できる可能性が高まる。乳がんや女性特有の子宮がん・卵巣がんも検査対象だ。検査費用は2万円前後。
既に全国で1000程度の医療機関が採用しており、人間ドックのメニューになっていることも多い。消費者の関心も高まっており、14年に3万人以上が受診。累計では約10万人に達するという。