1~3月期のビール系飲料の課税出荷は過去最低 前年より9%も減少

2015.4.10 11:09

 ビール大手5社が10日に取りまとめた1~3月期のビール系飲料(ビール・発泡酒・第3のビール)の課税出荷量は、前年同期比9・1%減の8385万ケース(1ケースは大瓶20本換算)となった。平成4年の統計開始以降、1~3月期としては過去最低となった。

 前年実績を下回るのは2年ぶり。昨年は消費税率引き上げを目前とした駆け込み需要で、その前年の実績を大きく上回ったが、今年はその反動がでた。少子高齢化や若者を中心としたビール離れも影響している。

 ビールは8・7%減。第3のビールは13%減と落ち込みが激しく、16年に登場して以降、初めて1~3月期で前年実績を割り込んだ。一方発泡酒は、各社がプリン体、糖質をゼロにした「ゼロゼロ発泡酒」を昨年後半から投入したため、0・4%増となっている。

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。