京セラ製の頑丈スマートフォン「トルク」【拡大】
高い工作精度が求められる防水・防塵性能は日本メーカーの得意分野で、腕時計ではカシオ計算機の「G-ショック」が評価されている。一方の海外メーカーではアップルが利用者からの要望が多いにもかかわらず、最新スマホ「iPhone(アイフォーン)6」で防水機能を搭載できなかった。
頑丈スマホの人気を受け個人向けから撤退したパナソニックも法人向けに頑丈スマホを開発。運送業者などへの納入を目指す。
スマホは価格競争の激化に加え、部品さえ集めればだれでもつくれる「コモディティー(汎用品)化」が進み、日本勢の収益性は悪化の一途をたどる。京セラの成功は独自性を究めることが日本メーカーが生き残る道であることを示唆している。(藤原直樹)