災害時のスマホ利用可能に 基地局介さず交信、連絡網として期待 (2/2ページ)

2015.5.11 06:15

 端末機器には200字の文章約10ページと、数十枚の写真に相当する情報を保存可能。短文や数枚の写真なら1分間以内に送受信できるという。

 今後は音声も蓄積できるよう保存容量を増やすほか、通信範囲の拡大を目指す方針。三浦室長は「端末を持つ人や車が移動することで、通信可能な範囲が広がる」と話す。

 NICTは昨年5月から東京都港区、京都府精華町の役所やバス、ホテルなどで実証実験をスタート。技術の中核になる縦約3センチ、横約2センチ、重さ約5グラムの端末機器をディスプレーに搭載して情報をやりとりした。

 その結果、近隣住民が持つ携帯電話との通信障害はなく、実用化のめどがついたと判断した。

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。