石油元売り最大手のJXホールディングス(HD)が11日発表した2015年3月期連結決算は、最終損益が2772億円の赤字(前期は1070億円の黒字)に転落した。昨秋以降の急激な原油安で在庫評価損が約4000億円まで膨らんだことなどが響いた。最終赤字の計上は、10年4月に新日本石油と新日鉱HDが統合しJXHDが発足して以来、初めて。売上高は、前期比12.3%減の10兆8824億円と、減収になった。
16年3月期は原油価格が持ち直し約200億円の在庫評価益が出るとみられ、最終損益は1600億円の黒字を確保すると予想している。