日本では環境対応車としてはHVやEVが主流で、ホンダも小型車「フィット」などで導入を進め、今年1~3月の普通車など登録車のHV比率は58%に上っている。そのため、ダウンサイジング・ターボの知名度は高くない。
ではなぜ、新型ステップワゴンにダウンサイジング・ターボを搭載したのか。ホンダの峯川尚専務執行役員は「ミニバンは若い、家族の多い方が需要の中心で、トータルでの価格も重要な要素。あまりコストアップさせることなく、従来を超える走りを実現したいと考えた」と説明する。
峯川専務執行役員によると、一般的にHVモデルはガソリン車に比べ30万円程度割高になるという。一方、従来のエンジンにターボチャージャーを追加するダウンサイジング・ターボであれば車両価格を抑えることが可能だ。ホンダは今後、小型車を中心に1500ccのダウンサイジング・ターボの搭載を検討。走行性能を訴求するため、俳優の小栗旬さんを起用したCMも始めた。