安藤 開発当初はバラ積み部品が置かれるパレットを50センチ四方程度と想定していましたが、ニーズ調査により一辺1メートル以上の広さが必要と分かり、特にパターン光の強度を上げるため、構成を全面的に見直しました。光源の熱の逃がし方、外光による精度劣化の防止などさまざまな工夫をし、大視野で小型、ファンレス、サービスマンによるメンテナンスが不要な製品をつくることができました。
--今後の目標、将来の夢などを聞かせてください
内山 先ほども触れたのですが、「RV1100」は第一弾の製品です。ピッキングだけではなく組付までできるような、さらに柔軟性のある作業を行えるような眼と脳を作りたい。また、ロボットと同時に使うものではありませんが、人の官能検査に頼っている外観検査を自動化するようなマシンビジョンも開発していきたい。現場ニーズに即すれば、この分野はやれるといいが実現できていないことが山のようにあります。
戸上 現場感覚をもって、顧客のニーズに応える開発者でありたいと考えています。そのためにも商品企画や販売部門と連携することが大事だと考えています。世の中に必要な製品は何かを考え、広く受け入れられる製品開発を心掛けていきたいと思います。
手塚 100億円規模の事業にすることが目標です。マシンビジョンは第一歩を踏み出したばかり。これから発展していく可能性をもった事業です。工場での生産性向上だけではなく、モノづくりの仕組みを変えるイノベーションにも貢献していきたい。もちろん海外展開も準備中です。