送電鉄塔の敷地内浸食防止 環境緑化、九電から保全工事受注 (3/3ページ)

2015.6.1 06:00

九州電力小丸川幹線の鉄塔下敷地。張芝で地表面の浸食防止に取り組んだが、雨滴で表土とともに芝も流れ出し、植生マットのみが残った=宮崎県西都市

九州電力小丸川幹線の鉄塔下敷地。張芝で地表面の浸食防止に取り組んだが、雨滴で表土とともに芝も流れ出し、植生マットのみが残った=宮崎県西都市【拡大】

  • 九州電力一ツ瀬幹線の鉄塔敷地内に試験施工した「くりんかロード工法舗装」。通常舗装のほか、急傾斜地には「くりんか土嚢(どのう)」を壁状に積んで斜面の崩落を防ぐ=宮崎県日向市

 工事は8月下旬から開始し、実質的な工期は17年までの3年間。初年度となる15年9月期から環境緑化の売上高に寄与、同期の売上高は主力の市街地での敷地保全も含めて2億5000万円と前期(1億1000万円)比で倍増を見込む。

 同社の楳木忠秋社長は「くりんかロード工法舗装が山間部の集中豪雨による土砂災害防止に寄与すると評価された。これを機に全国展開を目指す」と胸を張る。

 日向幹線は全長124キロで、東九州変電所(大分県臼杵市)から、ひむか変電所(宮崎県木城町)までを工事区間とする。九州南部と北部を結ぶ50万ボルト送電線をループ状にすることで、九州南部の電力の安定供給を図るのが目的。19年6月の運用開始を目指している。

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