不適切会計問題で揺れる東芝の株価が1日、上場廃止懸念が後退し、3週間ぶりの高値となった。1日の東京株式市場では一時前週末比5%近く上昇し、終値は3.28%増の450円だった。東芝は先月29日、2015年3月期の有価証券報告書(有報)を期限までに提出できる見込みと発表した。上場廃止の可能性が低くなり、買い注文が集まった。
東芝は過去のインフラ工事やテレビ、半導体、パソコン事業で不適切な会計処理があったとし、外部の専門家からなる第三者委員会が調査。株式市場では、6月末が期限の15年3月期の有報を提出できず、上場廃止の可能性があるとの懸念が広がっていた。
しかし、先月29日に第三者委が7月中旬に調査報告書をまとめる見込みと発表。関東財務局に8月末まで有報提出の延長を申請し、認められたことも明らかにした。