デンソーは9日、自動ブレーキなどの先進的な安全技術の開発を強化するため、東京都港区にある東京支社を2016年1月に移転・拡張し、機能を強化すると発表した。移転先は中央区日本橋の東京日本橋タワーで、愛知県刈谷市の本社から先端技術開発と自動車以外の新事業企画に関する機能を移管する。
同社は現在、愛知県内の本社や基礎研究所などで技術開発を行い、東京には渉外部門を担う東京支社と高度半導体回路の設計部門を持つ東京事業所を置いている。
しかし、新事業の開拓や新技術の開発には、東京支社の機能を強化して大学や官公庁との連携を強化するとともに、足元の消費者ニーズを的確に把握することが不可欠と判断した。
東京支社の従業員数も16年1月時点見込みの約120人から17年末には約240人に倍増する方針。同社は自動車部品の開発技術を生かし、農業や医療分野で新事業開拓を進めている。