2014年10月に営業運転を始めた三井化学のメガソーラー。国内でも有数の日照時間で、出力5万キロワットを誇る=愛知県田原市【拡大】
メガソーラーは、2012年の国の固定価格買い取り制度導入以降、事業の採算性が高いとして参入業者が相次いでいる。ただ太陽光発電で先行する欧州では、メガソーラーのパネルの発電不良などのトラブルが発生し始めており、設置前のパネルの品質評価や、運用時の不具合の早期発見へのニーズが増加。日本でも同様のトラブルが起こる恐れもあり、新規ビジネスとして注目されそうだ。
同社の福田室長は「データ解析やノウハウの蓄積がないと(診断事業への)新規参入は難しい」としており、20年までに数十億円の売り上げを目指す。
メガソーラーをめぐっては、買い取り制度の認定を受けたにもかかわらず、着工していないケースが問題となっている。資源エネルギー庁によると、12、13年度に認定された非住宅用の太陽光発電設備で、運転開始前の出力400キロワット以上(1万5074件)のうち、取り消し・廃止になったのは9.1%に当たる1376件(今年1月末時点)だった。事業者が、資金不足などで土地や設備を確保できなかったからだ。