その上で、利益確保に向けたコスト削減を強め、今期は営業利益6800億円を確保し、株主配当は一株当たり70円と、前期より5円増配する方針を示した。
質疑応答の主なやり取りは、次の通り。
「利益をどうやって生み出すのか?」
--毎年発言しているが、昔はドコモの株価はすごかった。今はなにをやっているのか。経営トップとして、利益をどうやって生み出していく考えか、説明を求める。
加藤社長 「新しいビジョンをもって企業価値の向上に邁進(まいしん)したい。従来のサービスは「自前主義」が強かったが、「+d(プラスd)」の概念で、さまざまなパートナーとコラボして、あたらしいサービスを創造をしたい。「ドコモ、新しいことやるね!」ということで評価され、株価が上がることが望ましいと」
--2期連続で最終利益が落ちている。「iPhone」の導入遅れが象徴するように、消費者ニーズへの対応が遅れがちではないか。人口減少と高齢化による消耗戦の中で、どう手を打つのか?