会見する鈴木俊宏氏(左)と鈴木修氏=30日午後、東京都千代田区【拡大】
会見で俊宏氏は「中小企業のオヤジに依存した体質の脱出は1人ではできない。チームスズキで活動したい」と述べた。
俊宏氏が中心になってまとめた新中期経営計画は、19年度に連結売上高を3兆7000億円(14年度は3兆155億円)、世界販売を340万台(同287万台)を目標に掲げる。
会長と社長の役割分担について、修氏は「スズキの企業規模だと、ワンマン経営を超えていることは私も理解している。基本方針は私が決め、業務執行は新社長を中心に進めてもらう」と述べた。
修氏は引き続き経営への影響力を保持するとみられるが、俊宏氏は若い幹部の意見なども経営に反映させる方針だ。修氏は品質問題について「縦割り組織で、開発から生産、販売まで横串を刺していくのが欠けていたゆえに起きた」と説明した。
もっとも、VWとの提携解消問題は未解決のままで、得意とするインドでも地元勢などとのシェア争いは熾烈(しれつ)になっている。