辞任したジュリー・ハンプ常務役員【拡大】
豊田章男社長は6月19日の記者会見で「犯意はなかったと信じる」とハンプ容疑者をかばった。だが、本社にも家宅捜索が入るなど捜査が長期化する中で、事態の早期収拾に向け、ハンプ容疑者の辞任受け入れを決断したとみられる。
トヨタは1日発表したハンプ容疑者辞任に関する声明で「ハンプ氏の登用は、日本国籍ではない役員が日本に常駐する初めての経験で、大きな決断」だったと説明。そのうえで「改善すべき点は改善した上で、多様性を尊重し、『適材適所』の考え方に基づいた人材登用を今後とも進めてまいる」と表明した。(田村龍彦)