スカイマークの債権者説明会会場=7日午前、東京都千代田区【拡大】
民事再生手続き中のスカイマークは7日、8月5日の債権者集会へ向けて東京都内で説明会を開き、ANAホールディングス(HD)が参加する再生計画案について改めて支持を呼びかけた。説明会では、最大債権者で、海外航空会社をスポンサーとする独自案を提示している米リース会社のイントレピッド・アビエーション側とANA側が激しく意見を戦わせた。2つの再生案が投票にかけられる異例の展開をたどる中、両社の“全面対決”の様相が色濃くなっている。
イントレピッド側の代理人「ANAがスポンサーになると、スカイマークが築いてきた第三極の存在意義が失われる」
ANAHDの長峯豊之取締役「スカイマークは独立経営を続ける。ANAは運賃や路線の設定の決定には関与しない」
都内のホテルで行われた説明会は債権者80社、計134人が出席し、1時間20分に及んだ。出席者によると、スカイマークが提出した再生案の内容や投票方法などが説明されたが、とりわけ熱を帯びたのが質疑応答。ANAを含むスカイマーク陣営とイントレピッド側との丁々発止のやり取りがあったという。
「スポンサーがANAである必要性はない」とただすイントレピッド側に対し、「(国内線運航の経験がない)外国の航空会社がスポンサーに入ることには疑問を持たざるをえない」(長峯氏)と応戦した。
また、スカイマークの再生案で主要スポンサーとなっている投資ファンドのインテグラル(東京)が、イントレピッド案でもスポンサーに名前が挙がっていることについて質問が出たが、インテグラルの佐山展生代表は「イントレピッドとの交渉は一切していない」と答えたという。