「発表からわずか1年程度のスピード立ち上げだった。辺境開拓を進める中国政府への配慮があったのではないか」(海外メーカー)との見方は根強い。
昨年3月、ドイツを訪れた習近平国家主席夫妻とVWのマルティン・ウィンターコルン取締役会長が並んで親善サッカーを観戦する様子が海外メディアに報じられた。独中政府の“蜜月”と歩調を合わせるように、VWも良好な関係を築いている。
強化急ぐトヨタ
一方、販売台数世界首位のトヨタ自動車も中国市場の強化を急ぐ。
4月20日から上海で開催された「上海国際モーターショー」では、カローラのハイブリッド車(HV)を発表。初代「プリウス」開発者の内山田竹志会長が現地を訪れ、「(トヨタにとって)世界で初めて日本以外で現地開発、生産するHVだ」とアピールした。