川崎重工業、舶用エンジン排ガス削減システム NOx抑制と燃費向上を両立 (1/3ページ)

2015.7.20 07:40

「K-ECOS」

「K-ECOS」【拡大】

 川崎重工業は今年5月、舶用ディーゼル主機関(エンジン)から排出される窒素酸化物(NOx)や二酸化炭素(CO2)を削減するシステム「K-ECOS」を世界で初めて開発した。エンジンに搭載するこのシステムは、複数の環境技術を組み合わせ、排ガス削減と燃費向上を両立させたのが大きな特徴だ。国内外の船会社から高い関心を集めている。

 複数の環境技術融合

 国際海事機関(IMO)は温室効果ガスを削減するため、NOx排出量を段階的に減らすルールを決めている。ディーゼル機関からのNOx排出量は、2011年から適用されている2次規制下で、1次規制値比で15~22%、16年からの3次規制では、指定規制海域で、1次規制値比80%のNOx排出量の削減が義務付けられている。

 この環境規制に対応するため、造船各社はNOx排出量を削減するシステムや装置の開発を進めている。現在、3次規制の対応策として、SCR脱硝装置(選択式触媒還元)や排気再循環(EGR)単体による排ガスの削減が主流となっている。だが、SCRは高価な還元剤や触媒の交換が必要となっており、EGRも燃費の悪化が大きな課題となっている。

そこで、同社は排ガスの削減と燃費向上を両立させるため…

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。