住友商事が30日発表した2015年4~6月期の連結決算(国際会計基準)の最終利益は、メディア事業やマンション販売などの国内事業や海外電力事業の好調で前年同期比で56.7%増の820億円と、増益を確保した。資源関連の売却益も貢献し、最終利益は第1四半期ベースで過去2番目の水準だった。
住友商事は前期に米シェール関連の巨額減損で16年ぶりの最終赤字(731億円の赤字)に転落したが、16年3月期は2300億円の黒字予想を据え置いた。
同日会見した猪原弘之副社長執行役員は原油や鉄鉱石などの資源価格の先行きについて「中国経済も予想以上に落ちていることが資源下落の背景で価格回復は期初予想よりも長引く」と警戒感を示した。