大正8年生産開始の「カルピス」、最初は化粧箱に瓶入りの高級仕様 (3/3ページ)

2015.7.31 13:00

化粧箱に入った発売当時の「カルピス」=1919(大正8)年

化粧箱に入った発売当時の「カルピス」=1919(大正8)年【拡大】

  • “グラスに入れた「カルピス」を水で希釈して飲む”という文化が、時代を経て多くの家庭に浸透し、受け継がれている
  • 最初は「青地に白」の水玉=1922(大正11)年
  • 家庭向けの普及品として発売された赤紙包「カルピス」=1932(昭和7)年
  • 現在につながる「白地に青」の水玉の包装紙=1953(昭和28)年
  • 「天の川と広がり」をテーマにした紙容器=2004(平成16)年
  • 品質面の改良とエコ視点を取り入れた機能的なボトル=2012(平成24)年
  • 「カルピス」の創業者、三島海雲。内モンゴルで酸乳のおいしさと健康への効果を体験したことをきっかけに、日本での商品化に成功した

 ◆種類の広がりで人気商品へ成長

 46(同21)年に東京工場を再建し、牛乳の代用品である「厚生乳」の生産を中心として、復興へと歩き始めた。48(同23)年には人工甘味料を使用した「カルピス」の生産を開始。砂糖の統制が解除され、戦前と同じような全糖の「カルピス」の生産が再開されたのは、53(同28)年のことであった。その後、オレンジやグレープ、アップル、グレープフルーツ、パインアップルなどの「カルピス」フルーツシリーズを発売するなど商品の幅も広がり、69(同44)年には、年間で1億1000万本を販売する人気商品へと成長していった。

 その後、「カルピス」を炭酸で割った「カルピスソーダ」や、ストレートで飲む「カルピスウォーター」も誕生。この手軽に飲める清涼飲料水のヒットによって、「カルピス」の認知はさらに広がる。一方で、「カルピス」の原点である「原液を水で希釈して作る」という手順が“心の健康”にもつながるという研究結果が報告され、新たな注目を集めている。

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