現在、インター付近などは3車線になっていますが、トンネルをはじめとして、3車線路が完成しているのにわざわざ車線を狭めたり、1車線分ポールを立てて走れなくしてある箇所が多々あります。
そして、今後の開通区間も基本的に4車線で工事が進められています。
異なる制限速度の車両が混走する際、3車線化は安全の必須条件!
制限速度80km/hのトラックを、80km/hプラスのトラックが追い越しをかけて2車線をふさぐ…そうしたシーンが全線で演じられています。そこに制限速度の高い車両が混ざると…
制限速度80km/hの車両が進入しない第3車線の存在は、交通の安全と円滑のカナメとなります。
下の写真では、2車線区間の追い越し車線から走行車線に戻ろうとしたトラックと走行車線側から追い抜こうとする乗用車が異常接近している様子です。
こうした写真を見るまでもなく、2車線化の愚(交通の円滑を阻害し、危険性が増す)はわかろうというものです。法律を守れば事故は起きないという建前ではなく、現実の安全性を考えたとき、3車線ならこうしたリスクも低減されます。
ちなみに国土交通省提供資料には、新東名高速道路の仕様説明に「車線数は6車線(暫定4車線)」と記されています。
また
御殿場JCT~浜松いなさJCTについては現在、一部区間を除き暫定4車線で運用しております」「インターチェンジの前後など、一部の区間には付加車線を設置しています
とは新東名を管轄するNEXCO中日本の説明です(この「暫定」が意味深です…)。