◆スマホで鍵を開閉
ドアの鍵をスマートフォンで開閉できる「Akerun」は、ソフトバンクのロボット「Pepper」と連携。「Akerun」の開錠情報をトリガーに、「おかえりなさい」と、しゃべりかけるデモが披露されていた。
発表会では、ヤフーの村上臣CMO(チーフ・モバイル・オフィサー)が登壇し、IoTへの取り組みを語った。村上氏はまず、IoTの世界観について以下のように語る。
「IoTの世界では、モノ自体がダイレクトにインターネットの恩恵を受ける。スマホも言ってみればIoTの一種だが、“手のひら”以外の、周囲のモノがネットにつながり、それらが相互にコミュニケーションし、クラウドにつながり、便利になっていき、モノ、ウェブ、企業や人も、つながっていく。街そのものがウェブ化していく、それがIoTのポテンシャルだ。モノや人だけの話ではなく、街そのもの、世界そのものがつながっていく。受け身ではなく、それぞれが能動的に動く。そういう世界観」
その上で村上氏は「IoTのサービスは既にあるが、それぞれが個別に動いている。いくつかのアライアンスもあるが、まだまだ個々で閉じている。要素技術も力関係でバラバラだ」と現在のIoTを取り巻く状況に対し、問題点を指摘。「こういう状況が果たしていいのか。これらをつなげるのはわれわれだけではできない。開発者に対して公開し、オープンなエコシステムの中で提供する」と、APIを公開して提供していく方針を示した。