自動運転車の「目」で技術に磨き 高機能のレンズ用樹脂に挑戦 (1/4ページ)

2015.8.13 06:53

三井化学の樹脂材料「アペル」は粒状のペレットにして供給している

三井化学の樹脂材料「アペル」は粒状のペレットにして供給している【拡大】

【世界へ 日本テクノロジー】新素材で市場開拓(4)三井化学

 ■自動運転車の「目」に挑戦

 米グーグルが世界初の無人運転を目指して公道試験に入るなど、異業種企業も交えた開発の動きが加速する自動運転車。日本の素材メーカー各社は、持ち前の技術力を生かす好機と意気込む。三井化学は、自動運転車の「目」となるカメラのレンズ素材として、高機能樹脂の供給を視野に入れている。

 ガラスがリード

 自動運転車には、従来の車にはないさまざまな部品や機器が搭載される見通しで、その象徴が前方を走る車などを認識するためのカメラだ。

 自動運転を実現するには正確に対象物を認識しなければならず、カメラの性能の大幅な向上が必要だ。特に、レンズの性能向上は喫緊の課題だ。

 現行の運転支援システムに採用されているレンズの素材では、樹脂よりも変形しにくいガラスが一歩リードしている。富士重工業が搭載を進める「アイサイト」のカメラもガラスレンズだ。だが、ガラスはコストが高くなりやすい。やがては今ではほとんど樹脂化されたヘッドライトカバーと同じ道をたどると予想される。

まず、先行して普及が進む運転支援システムに使用される…

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。