現在は回復し、以前通り仕事をこなす。一方で「人を助けられる人間に」と、ビジネスを通じ開発途上国で産業基盤を整える「フィール・ピース・プロジェクト」に従事する。「モノ創りで、笑顔をつなぐ」という会社のビジョン通り、世界を舞台に笑顔を生み出しつつある。(井田通人)
≪Q&A≫
消費者の立場で最大限の創意工夫
--起業した経緯は
「東京家政大の研究所で2年ほど美術を学んだ後、知人の紹介でモデルをした。でも向いていないと感じ、(広告を)制作する側に興味を持ち始めた。やがてデジタル化の時代が来ると考え、独学でグラフィックデザインを学んだ。海外製デザインソフトの操作法を、辞書を引きつつ猛勉強して学んだ」
--独立後は順調だったのか
「順調なのが逆に怖かった。すぐに大手の化粧品会社や百貨店から仕事が舞い込んだ。化粧品会社からは『君みたいな大胆で柔軟な発想を持つ人を探していた、商品企画も合わせてやってくれ』と頼まれた。それがきっかけで、商品企画のノウハウも蓄積していった」