
上が現代自動車が開発を進めているハイブリッド専用車「プリウスハンター(通称)」(ユーチューブから)。下がトヨタ自動車「プリウス」。ネット上などでシルエットが似ていると話題になっている【拡大】
ところがである。ここ数年の円安ウォン高で日本メーカーの輸出競争力が息を吹き返すと、現代自の海外での販売にブレーキがかかる。米国では燃費の誇大表示問題で、当局に1億ドル(約120億円)の制裁金が課されるなどイメージ悪化もあり、14年の米国の新車販売では“ライバル”と位置付けるトヨタやゼネラルモーターズ(GM)が前年比で5%以上の伸びを記録する中、現代自(起亜自動車除く)は0.7%増の約72万台にとどまった。
今年に入ってからも苦境は続き、韓国紙・中央日報によると、5月の現代自の米国市場での販売台数は6万3610台で前年同月比10.3%減と大幅に減少。さらに厳しいのは得意としていた中国市場での販売だ。
人気となっているSUVの投入遅れなどが影響し、今年4~6月期は前年同月期15%減の約23万台と急減速した。米中での失速により、現代自の4~6月期の業績は6四半期連続の最終減益と底が見えない状況に陥っている。